検索エンジンの現状と歴史を紹介
検索の歴史や現状
基本的には日本国内の検索エンジンの現状を説明した後で、歴史を振り返ります。
まずは、ここ数年のユーザーの利用状況を知っておきたいところです。
そもそも、検索エンジンを利用する人ってどのくらい?
現代社会では、「インターネット上で検索すること」は、必要不可欠になりつつあります。もちろん、高齢者の方やネットを必要としない方々は別ですが。
実際のデータや論文紹介に目を通すと、その事実がよく分かります。
さまざまな研究機関の研究結果によると、ウェブサイトを探してアクセスする方法として検索エンジンを利用している消費者の割合は約93%にもなります。このことは、ほぼ全ての人々が「サイトを探す」ために検索エンジンが必要不可欠であることを示しているといえます。
また、ヘビーユーザーも多数存在します。
インターネットを利用している人々の57%が検索エンジンを利用したウェブ検索を「毎日」しています。私自身もネットを使える環境にいる場合は、毎日なんらかの検索をしています。というより、もはや日常生活の一部になっているといえるでしょう。
検索エンジンの歴史 概観
検索エンジンの歴史書(笑)を紐解いてみると、ディレクトリー型(初期:NTT Directory、現在:Yahooディレクトリ;カテゴリ)から、ロボット型(初期:ODiN(東京大学院生の原田昌紀氏が開発、現在:Google)へ移行していることが分かります。
ディレクトリー型の特徴は、「人の手」が入るため、どうしても手間がかかってしまいました。そのため、インターネット人口の増加=ウェブサイト数急増=申請急増=対処しきれないというスパイラルが発生。ディレクトリへの無料登録を残しつつ、有料登録(例:Yahooビジネスエクスプレス)へ移行していったのです。また、ロボット型とディレクトリ型の共存も模索してきた特徴があります。
また、急増するウェブページ数に対して、人為的に直接するのではなく、ロボットに巡回してもらう必要性が生じてきました。そのような背景からロボット型検索エンジンの天下が訪れたといえます。
ロボット型での覇権争い Yahoo vs Google
1990年代後半では、Yahooの独走状態だったらしい。つまり、ディレクトリー型全盛期。
管理人の想像や体験からすると、当時はまだウェブサイトの数がそれほど多くなかったし、ユーザー人口も少なかったことが影響していたからだと思います。アナログ回線やISDNの時代ですからね。
ただし、その後のADSLやFTTHなどの大容量回線の普及やユーザー人口の急増にともなって、前述したウェブサイト増加に伴うページ数増加に対処しきれなくなったと考えます。その結果として、当時はGooやInfoseekが採用していたロボット型検索エンジンが人気を集めていました。インクトミ型といいますか。
Wikiによると、Yahoo!JAPANはgooのロボット型検索エンジンを採用して、ディレクトリとロボットの併用をうまく進めました。
本家Yahoo!は、1998年のGoogleの検索システムの優良さに気づいて、2000年に採用。その後もGoogleのシェア拡大が続きます。それに対して、危機感を募らせたYahoo。何をしたかというと、自社で開発(買収して改善)した検索システムに切り替えます。いわゆる、YSTというやつです。
当然、日本のYahooも採用します。当時はいろいろあったなぁと思い出しちゃいますね。日本での検索シェアはYahooが圧倒的に強かったんですね。しかも、カテゴリに登録されたサイトが優先的に表示されていました。なので、サイトオーナーの多くが、Yahoo上位表示対策の全盛期。つまり、Yahooカテゴリ登録がステータスの1つだったんです。
その後、カテゴリ登録サイトの優先表示をやめたり、すったもんだがあり、YST終了。ここに、Googleが天下を統一したわけです。
